本日は、スローハウスにオープン当初から展示しているボーエ・モーエンセンの

名作ソファ、「1789　2人掛けソファ」のご紹介です。

“1789 SOFA” a.k.a. “SPOKE-BACK SOFA”

（「1789ソファ」別名「スポークバックソファ」）

デザイン： Børge Mogensen　（ボーエ・モーエンセン）

サイズ： W160/197×D76.5×H86/SH40cm

 

特徴的なレザーストラップで側面の高さを調節できるスポークバックソファ。

このソファは、モーエンセンファミリーと、仲良しだったウェグナーファミリーが

1945年終戦直後の夏を共にコテージで過していた時に生まれたそうです。

 

 

その夏はあまり天気が良くなかったそうですが、そのおかげでモーエンセンは

デザインに時間を費やすことができ、モーエンセンにとって初めてのクラシックアイテムの

家具がうまれました。

 

1945年にデザインされたものの、イギリスのデイベッドとフランスの寝椅子のコンビネーション

のようなクラシカルな二人掛けソファは当時あまりに洗練されすぎていて時代のテイストに

あわず、デザインされてから約20年も経った1963年にはじめて製品化されました。

やがてモーエンセンの最も人気のあるモデルの一つになり、今でも生産され続けています。

 

気取らないデザインで、クッションが見えるパーツに直接取り付けているにも関わらず、

どの角度から見ても全ての部分が見える美しいソファです。

また、ジョイントのディテールが非常に洗練されていているのもモーエンセンらしいです。

 

スポークバックチェアのクッションは取外しや取付けが簡単にできるので、

非常に長く使えるのも特徴の一つです。

 

スローハウスに展示しているのは、クッションが デンマークKVADRAT（クヴァドラ）社の

HALLINGDAL（ハリンダル）というプレーンファブリックに、レザーボタン、

本体がホワイトラッカー仕上げのタイプです。

 

現在展示品をお求めいただきやすいお値段で販売もしています。

ご興味のある方は是非スローハウスへお越し下さいませ。

スタッフ一同皆様のご来店をお待ち申し上げております。

 

 

• Tags: Børge Mogensen, Fredericia