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Archive for 4月 9th, 2024

 

 

 

すっかり季節は🌸春🌸

 

 

ですがVol.2、季節は⛄真冬⛄です。

 

 

 

地球と人の未来のためにできることを考え

 

 

真摯にものづくりを行う「北の住まい設計社」

 

 

今回は彼らの工房を紹介します。

 

 

 

*******

 

 

2024年1月某日、私たちは旭川空港に降り立ちました!

 

 

reIMG_9705

 

雪にお化粧された看板がたまらんです♡

 

 

前日の吹雪で仕上がった一面の銀世界にわくわくしながら

 

 

「北の住まい設計社」のある北海道・東川町へ向かいました。

 

 

 

IMG_9722

 

道中の様子🚗

 

 

そして、こちらが工房とショールーム・ショップとカフェ&ベーカリーのある建物。

 

 

landscape_04

 

 

そしてそして、こちらが工房です。

 

 

KITANOSUMAISEKKEISHA_09

 

ムム!?これが工房・・?

 

なんとも懐かしさを感じる建物だな~と思いませんか?

 

 

 

実は、彼らは、北海道・東川町の山奥で廃校になった小学校を工房にしています。

 

 

1985年に譲り受けた当時、住み手を失った廃校跡は

 

 

雨漏りのする寂れた姿で雪に埋もれていたそうです。

 

 

 

「永く使うことを考えた家具作りには、

 

 

この古い建物を修理し、再生していくことに意義がある」という思いで、

 

 

屋根を葺き、ペンキを塗り直し、わずかな機械設備を整えてスタートしました。

 

 

以来、「北の住まい設計社」のシンボルとして残してきた建物なのだそうです。

 

 

 

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どこをとっても絵になります🎨

 

 

 

KITANOSUMAISEKKEISHA_04

 

こちらはもともと体育館だった場所。

 

 

古き良き趣を感じますね。

 

 

 

わたしが工房を訪れて、まず初めに感じたことは、

 

 

どこもかしこもキレイなこと。

 

 

隅々まで掃除が行き届いていて、

 

 

大切に使われているのがわかるとてもクリーンな工房でした。

 

 

 

当初荒れた土地であった工房の周りは、植えた木々が育ち、

 

 

夏には緑であふれるようになったそうです。

 

 

KITANOSUMAISEKKEISHA_02

 

こちらは夏の様子。

 

 

工房の周りの建物や木々、すべてがもともとそこにあったような自然な佇まい。

 

 

この写真をみて真冬の景色との違いに、夏にも訪れてみたくなりました。✈

 

 

 

*******

 

 

そしてもう一つ、制作工程のお話を聴いて驚いたことがあります。

 

 

ここでは、ひとりの職人さんがひとつの家具を完成させていることです。

 

 

 

一般的な家具づくりでは、効率よく生産するために、

 

 

一工程につき担当の職人さんがいて、

 

 

ひとつの家具をつくるのに数名が関わる、という流れが多いのですが、

 

 

「昔ながらの工法で、手仕事で、修理も可能なように」

 

 

ひとつひとつの木の個性を見極めながら、

 

 

経験を通して予測し、技術を持って作り出す。

 

 

一度に作れる量は限られてしまいますが、個性を生かすものづくりには

 

 

こうした手仕事が欠かせない、という思いです。

 

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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「人の手は多様に複雑なことのできる、いちばんの道具」

 

 

職人と手と無垢の木、人と自然が関わり合う

 

ものづくりの原点のようです。

 

 

 

 

 

実際に工房を訪れてみて、

 

 

ここで生まれる家具たちは、大切に受け継がれたこの建物と同じように、

 

 

「永く使うこと」そして、「自然のリズムと共に生きること」

 

 

彼らが提案する暮らしへの想いが詰まっているのだな、と感じました。

 

 

 

さてさて、次回のVol.3では、彼らが使う“木”についてお話させていただきます。

 

 

どうぞお楽しみに~

 

 

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