スローハウス
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Posts Tagged ‘cabinet’
巨匠 Børge Mogensen ~北欧ヴィンテージの小さな家具 蚤の市
date. 2020/03/03
毎度好評いただいておりますヴィンテージ家具フェア!
開催から約10日あまり。
長年倉庫で眠っていた家具たちが、海を越え、きれいに手入れされ、
新しい活躍の場へもらわれていくさまはとても感慨深いです。
新しいオーナーのみなさま。
どうぞ大切に手をかけながら、次の世代へ受け継いでいってください。
ビンテージ家具はBLOGだけではなく、
HPでも随時更新していきますのでお見逃しなく!
SLOW HOUSE PRODUCT : Vintage Funiture ページへ
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今回スポットをあてるのは、企画名と反対の「北欧ビンテージの大きな家具」。
その中から人気の高さもうなずける、機能的で美しいデザイナーズをご紹介します。
このキャビネットのデザイナーの名は、
Børge Mogensen / ボーエ モーエンセン
1914年デンマークで生まれ、20歳の若さで家具マイスターの資格を取得。
近代デンマーク家具の礎を築いた巨匠にも師事したのち、「FDB Mobler」の責任者に就任。
36歳で独立して以降、「Soborg Mobler」・「Fredericia furniture」等他社へデザイン提供を行い、
スパニッシュチェア・J39など名作家具を世に送り出しました。
かいつまんでの紹介でしたが、今回の2モデルは
モーエンセン独立後の、「Soborg Mobler」/ソボー モブラーから発表されたモデルです。
愛らしい鍵のデザイン。
モーエンセンのキャビネットには、台輪・レッグと両方あります。
レッグのほうが人気も高く、希少といわれております。
安定感のある形状で、彼の作品は丈夫さにも定評があります。
そしていまひとつ。
こちらはさきに紹介したキャビネットと背の高さも同じ、190cmのビューロー。
北欧ビンテージにみられる曲線も随所に採用されているのですが、
全体的には直線的なシンプルなデザイン。
天板サイズも大きく、デスクワークには申し分ありません。
実用性も兼ね備えたデザインも、プロダクトに反映されています。
モーエンセンをこのブログで初めて知った!
という方も、細やかなデザインを是非店頭でご堪能ください。
DANISH VINTAGE FESTA 2019 AUTUMN vol.2
date. 2019/11/05
10月26日から始まりました、DANISH VINTAGE FESTA。
2度目の更新は私のお気に入りをご紹介します。
RM1808#005 SIDE BOARD
W150xD45xH75cm
正面から本体の角に目をやると、木口を斜め45°にカットして組み合わせているので
木口が見えない作りになっています。ぐるりと無垢のチーク材で繋がれた表情には
額縁を連想させられました。
本体が直線的なデザインで徹底されているだけに丸脚との対比も美しく、
サイドボード前に扉を開く為のスペースを確保しなくてもいい引き戸も嬉しいポイントですね。
中に見てみると、艶感から経年を感じさせる真鍮の浅い引き出しがついています。
アクセサリー、手紙や書類を傷つけないようにと、毛氈(もうせん)が
敷き詰めたところに、使い手への心遣いを感じずにはいられません。
続いては、キャビネットのご紹介です。
SA 1901 #076 CABINET
W85xD40xH73.5cm
こちらも、先程のサイドボードと同じ継ぎ技法が用いられていますが、
段々になっている仕上がりを見た時に
「太陽の光りや照明の灯りで陰影がキレイに映えるかも」と
惹かれてしまいました。
5杯の引き出しと開き戸の作りはリビングルームだけでなく、カトラリーやお皿を
収納するダイニングルームでの用途としてもオススメです。
そして、左右の脚にも注目です。
取り付けられている向きが違うのに気付きましたか?
なぜこのような作りになっているのかは、わかりませんでしたが、
もしかしたら、作り手の遊び心なのかもしれませんね。
今回、ご紹介した2点はいずれもアノニマス・デザインながら、
使い手のことを考えて作られていて、見た目にも端整な作りですので、
是非、細部への拘りに注目してください。
HP内で随時更新しております。
今回のフェアは11月24日までです。
ご来店、お電話でのお問い合わせもお待ちしております。